セルチュク(Selçuk) は、古代都市エフェソスの玄関口
セルチュクに行った1番の理由は、エフェソスとアルテミス神殿跡を見たかったから。
エフェソスに行く旅人やツアーなどはよくあるけれど、アルテミス神殿まで足を延ばす人は、まれかもしれません。
manaぴょんでも・・・エフェソス行くならアルテミス神殿もいかなきゃ!
ということで、アルテミス神殿に歩いて行けるセルチュクで、古代文明に思いを馳せようと、しばらく滞在することにしました。
エフェソス遺跡(Ephesus Ancient City)

実は以前、地中海クルーズのツアーの中に「エフェソス遺跡」が組み込まれていたことがあります。
その時は大勢のツアー客に英語ガイドが1人ついて、広大な敷地内を駆け足で進むことになり、人も多すぎて途中で迷子になってしまいました。
manaぴょんyoshiくんも見当たらず、心細かった~
今回はリベンジ。
今度こそ、時間を気にせずゆっくり古代遺跡に浸りたいと思いました。
エフェソス遺跡(Ephesus)は、古代地中海世界で最も保存状態が良い遺跡の一つといわれています。
2015年に世界遺産に登録され、19世紀から発掘が続いていますが、今も全体の20%程度しか解明されていないそうです。
80%が解明されてないなんて、なんて謎めいているのでしょう、ゾクゾクしますね。
営業時間、入場料
営業時間:
<夏季 4月~10月頃>
午前8時~午後7時(19時)
<冬季 10月~4月頃>
午前8時30分~午後6時(18時)
<定休日>
なし
入場料:40€(2024年当時のレートで1390トルコリラ、6600円位)
※但し変動しやすいので、行く前に要確認。
アクセス
エフェソス行きのバスはセルチュクのオトガル(バスターミナル)から出ています(30トルコリラ。2024年当時のレートで150円ぐらい)。
「エフェソース、エフェソース」とおじさんが叫んでいるいるところに行くと、ミニバスが待っています。
バスに乗っている時間はほんの10分ぐらい。
yoshiゾウ頑張って歩いたら45分ぐらいで行けるけどぉ・・・やっぱバスで行こうっと
エフェソス遺跡には、南ゲート(マグネシア門)と北ゲート(アルカディア通り)の2つの入り口があって、一般的には、南ゲートから入場し、北ゲートへ抜けるルートが「下り坂で歩きやすい」とされているので、ツアーバスなどはそのルートをとります。
セルチュクからのミニバスは、北ゲートに到着。
セルチュクまでの帰りのバスも、北ゲート前から出るので、結局は中で往復することになりますね。
3時間~4時間あれば?とは思うけれど、慌てず1日かける気持ちで行くのがベスト。
manaぴょん行きはじっくり、帰りはさくっとで、そんなに大変じゃないよー
主な見どころ
古代劇場(Great Theatre)
約2万5000人を収容できる円形劇場。
演劇や集会、後にはキリスト教布教にも使われたようです。


あら、オイリュトミー?

ケルスス図書館(Library of Celsus)
エフェソスを象徴する建物。
壮麗な二階建ての図書館跡で、当時は1万2000冊以上の巻物を収蔵していたと言われています。
ここ、1番の撮影スポットになっていましたw





ハドリアヌス神殿
ローマ皇帝ハドリアヌス帝に捧げられた神殿。
言われている通り、保存状態はとても良いと思いました。

トラヤヌスの泉殿
ローマ皇帝トラヤヌスに捧げられた泉。
修復時に縮小されてしまいましたが、実際には高さ12mあったとか。

売春宿跡
図書館の地下には、この建物に通じる秘密の地下通路があったとも伝えられています🤐オゾオゾ

共同トイレ跡
トイレは社交の場でもあり、みんな並んで座り、会話を楽しみながら用を足す…という文化だったらしいw😅

オデオン(音楽堂)
市議会の集まりや、音楽会に利用されていたようです🎶

ヴァリウスの浴場
公共浴場で、サウナ、マッサージ室、読書室、休憩用の中庭などもあり、現代のスパ+社交場のような存在だったらしいです😚

その他にも広大な敷地内に見所満載。
石の文様などを見るだけでも楽しい。












アルテミス神殿跡(Temple of Artemis)

今回のメインイベントは、アルテミス神殿に行くことでした。
エフェソス遺跡のツアーでは、ここまで足を伸ばさないので、いつか絶対行ってみたいと思っていたのです。
さて、アルテミス神殿は、かつて「世界の七不思議」の一つに数えられた壮大な神殿。
ギリシャ神話の女神アルテミス(狩猟と豊穣の女神)を祀っていました。
現在は一本の柱(復元)と石材の跡だけが残るのみ。
地震や戦火で何度も破壊され、最終的にビザンツ時代には完全に崩壊しました。

manaぴょんこの一本が見たかった!
アルテミスは女神だけれど、さすが狩猟の神!凜々しいお姿。
そして、なぜかてっぺんにコウノトリさんが巣を造っています・・・😶

yoshiゾウさすが、豊穣の神!
営業時間、入場料
営業時間:
<夏季 4月~10月頃>
午前8時~午後7時(19時)
<冬季 10月~4月頃>
午前8時30分~午後6時(18時)
<定休日>
なし
入場料:無料
※開館時間は、エフェソス遺跡に準じているようですが、変動しやすいので行く前に要確認。
アクセス
アルテミス神殿跡には、セルチュクのオトガル(バスターミナル)から徒歩12分ぐらいで行けます。
古代世界の七不思議の一つに選ばれた理由
正直なところ、理由はいくつもあるのですが、一番印象に残ったのは、このエピソードでした。
「紀元前356年、ヘロストラトスという男が有名になりたいという理由で放火し、神殿は焼失。
しかもその夜は、偶然にもアレクサンドロス大王が誕生した夜。
その後、大王自身の支援によって神殿は再建され、破壊と再生の歴史を刻むことになった。」
こうした劇的な背景を知ったうえで遺跡に立つと、
今は柱が1本残るだけでも、不思議と想像が膨らみます。
ちなみに、他にもこんな理由があるそうです。
「建物の大きさは現代のサッカー場ほどで、127本の大理石の柱が並ぶ当時最大級の神殿だった。」
「神殿には芸術家たちが競って作品を奉納し、美術と宗教の結晶といえる神殿だった。」
「巡礼者や旅行者が集まり、エフェソスの経済を支える観光地としても人気があった。」
manaぴょんアルテミスのパワーをその地で感じることができたよ
yoshiゾウ意外とのどかな場所だよ
背景にセルチュクの城とアヤソルクの丘が見える

エフェソス考古学博物館(Ephesus Museum / Efes Müzesi)
こちらもツアーの時は行かなかったのですが、是非エフェソス遺跡とセットで見ることをお勧めします。
エフェソス遺跡で発掘された出土品を中心に展示する博物館で、アルテミス像は絶対見る価値有りです。
アルテミス神殿から出土した有名な像で、豊穣を象徴する独特な姿をしたエフェソスのシンボル。
大・小2体あり、どちらも圧巻でした。
他にもケルスス図書館のレリーフやモザイク、彫像、貨幣、装飾品 や、ローマ時代の家屋跡からの出土品などもあり、当時の生活ぶりを想像することができました。
営業時間、入場料
営業時間 :午前8時~午後9時(21:00)
※チケット売り場の閉場時間: 午後8時(20時)
定休日なし
入場料:10€(2024年当時のレートで1650円位)
※但し変動する可能性があるので、行く前に要確認。
アクセス
セルチュク中心からほど近い距離。
オトガル(バスターミナル)からだと5分ぐらいで行けます。
主な見どころ
大アルテミス像は292㎝

向かいの小アルテミス像は174㎝

アルテミス神殿の模型

アルテミス神殿の模型の中をのぞくとアルテミス像が😶

出土品の数々


あったあった糸巻き。
染織道具を見つけるといつも嬉しくなる😊

彫像作品もありました。

あ、ゼウス

ソクラテス、おまえもか

規模は大きくありませんが内容が濃く、30〜60分程度でじっくり見学できます。
見るのは、エフェソス遺跡やアルテミス神殿跡に行く前が良いのか?後が良いのか・・・?
yoshiゾウそれは、あなた次第です
その他の遺跡
セルチュク城塞と聖ヨハネ聖堂はどちらもセルチュク(Selçuk)の丘の上にある重要な史跡で、エフェソス遺跡とともに観光ルートに含まれる名所です。
manaぴょん散歩の延長で行けるかんじ
セルチュク城塞(Selçuk Castle / Ayasuluk Kalesi)
頂上からはセルチュクの町、エフェソス遺跡、アルテミス神殿跡、遠くのアイドゥン山脈まで見渡せる絶景スポットなんですよ(写真撮り忘れですみません)。
この城塞は、街の防衛拠点でエフェソスの港が土砂で埋まり、内陸都市としてのセルチュクが発展した後も、要塞として使われ続けたらしいです。
営業時間、入場料
営業時間:
<夏季 4月~10月頃>
午前8時~午後7時(19時)
<冬季 10月~4月頃>
午前8時30分~午後5時(17時)
<定休日>
なし
入場料:40〜50トルコリラ((2024年当時のレートで190円~240円位)(聖ヨハネ聖堂と共通券になることもあり)
※但し変動する可能性があるので、行く前に要確認。
アクセス
聖ヨハネ聖堂(Basilica of St. John)のすぐ背後、アヤスルクの丘(Ayasuluk Hill)の頂上に位置します。
セルチュクのオトガル(バスターミナル)から徒歩20分ぐらい。
聖ヨハネ聖堂(Basilica of St. John)

私達が訪れた時は観光客も少なく、のんびりと散歩がてら歩くことができました。
新約聖書の著者「ヨハネ」は、晩年をエフェソスで過ごしたとされ、その墓がこの丘に築かれたと伝えられています。その墓を覆う形で、6世紀に壮大な聖堂が建てられたらしいです。
当時はエフェソス一帯で最も重要なキリスト教聖地でした。
聖堂跡は現在、基礎部分と列柱、壁の一部のみが残っていますが、そこにある平面図からも当時の壮大さがわかるはずです。
営業時間、入場料
営業時間:
<夏季 4月~10月頃>
午前8時~午後7時(19時)
<冬季 10月~4月頃>
午前8時30分~午後5時(17時)
<定休日>
なし
入場料:100トルコリラ前後((2024年当時のレートで480円位)(セルチュク城塞と共通券になることもあり)
※但し変動する可能性があるので、行く前に要確認。
アクセス
セルチュクのオトガル(バスターミナル)から徒歩15分ぐらい。
まとめ
セルチュクの遺跡群、いかがだったでしょうか。
エフェソス遺跡の入場料は少し痛いですが、その壮大さは必見の価値あり。
個人的な印象では、ツアーで行くと自分のペースでゆっくり見れないので、遺跡の事前知識を少し入れて、個人でのんびり見に行くのが良いかなと思います。
そして、是非行ってほしい・・・というか体感してほしいのはアルテミス神殿跡。
博物館とセットでおすすめです。
エフェソス古代文明の風を感じられるセルチュクに行ってみよう!
manaぴょん前回のブログ「トルコ・セルチュクの旅①」も是非、ご覧ください
セルチュクが好きになること間違いなし!





