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yoshi,mana(writing)
95%の物を処分して、海外に飛びだした老エイジ夫婦。
老自覚に欠ける二人は70代と60代。
観光はほどほどに、異国の空気や自然に触れたいスロースタイル。

断捨離後出発・トルコの最悪ホテルを経験

目次

断捨離終了

出発の前日は、成田のホテルを1泊予約していて正解でした。

とにかく断捨離作業で何日間も体力消耗していたし、最終日は徹夜するも終わらず、時間切れで、残りは不要品引き取り業者に全て任せるしかなくなりました。

やっぱり、これも残したい、あれも・・・とやっていたら、もう1日あっても恐らくまた連続徹夜で選別していたに違いないし、残す量ももっともっと増えていたはず。

しかも、兄の家(預け先)に運ぶ車に乗り切らない・・・。
これが極めつけで、諦めがつきました。

manaぴょん

ホテルで死んだように寝たー

家を出てからは、いろんな思いが馳せました。
愛着のあったお家とのサヨナラや、処分してしまった物たちへの喪失感、これから今迄とは全然違う生活が待っているという高揚感とスッキリ感・・・などなど複雑に交差していました。

しかし!とにかく前に進むしかないので、後悔だけはやめようと固く決意をするのでした。

トルコへ出発

預け荷物重量超過しすぎ

さて、初めに向かったのはトルコ。

なぜトルコにしたかと言うと、後ほど行く予定のギリシャに近いし、途中乗り替えにしか使ったことがなく、トルコリラも安そうだったので決めました。

飛行機は四川航空で、成都天府国際空港経由
成都天府国際空港まで、約6時間。
4時間乗り継ぎ待機で、約10時間乗ってイスタンブールまで。

支払ったチケット代は、2人で109,300円(もち、エコノミー)。

の、はずだったけど、yoshiくんの本が重すぎて、ナント+超過料金40000円を払ったのでした。
超過は予想していたものの、まさか40000円とは・・・😠

yoshiゾウ

だって、本のミニマル化は難しいんだもん

あるある?同行日本人

飛行機に乗り込むと、隣に日本人の女性(30代?)が座っていました。
特に言葉は交わさなかったけれど、私と同じくワイン好きのようで、毎回の食事で頼んでいたので、私も心置きなくワインが飲めて良かった。

manaぴょん

🍷機嫌なおった

成都天府国際空港で乗り替え。
トランジットの途中で行き先が一瞬不明になった時に、一人旅の日本人青年(20代)に出会いました。
「こっちで良いのですよねー、云々かんぬん」と、少し言葉を交わし別れました。
初めての海外旅行と言っていたけれど、全然そんな感じでもなく、堂々としていて凄いなーと感心。

待ち時間が4時間ほどあるのでラウンジにでも行きたいところだったけど、成都天府国際空港には楽天プライオリティパスが使えるラウンジがなく、仕方なく出発ゲートの椅子で待つことに。

すると、先ほどの青年がチョコレートを持ってやってきました。
え?なんでチョコレートくれるの?と思ったけれど、見かけとは違って、やっぱり心細いのねー、と気付きました。

彼と話していたおかげで、あっという間の4時間。

トルコの後は、ジョージアにWEBの勉強しに行くのだとか。
そして、ゆくゆくはスイスに住みたいと夢いっぱい。
キラキラした目で語ってくれました。

yoshiゾウ

青年よ、大志を抱け!

やっと時間が来て機内に乗り込むと、ナントまた同じ日本人女性(ワイン好きの)が隣の席に。

流石にこの時は偶然が重なったので、お互い驚きをもってお話ししました。
アラビア語科を卒業されていて、トルコからモロッコに向かうのだとか。

そうこうしている間に、イスタンブール空港到着。

ジョージアくんとモロッコさんと4人で出口に向かっていたら、「日本人ですか~?」と日本人ギャル(20代?)が近寄ってきた。

彼女はカッパドキアに向かう、女子ひとり旅なんだそう。

私が若い頃は、女子海外ひとり旅なんか、殆どいなかったと思うけど、今はスマホ1つで何でも調べられるし、いつでも誰かと連絡が取れるから、ずいぶん可能になりましたよね。

初対面日本人旅行者で、つるんで到着ロビーに向かったこれは、「あるあるですよねー」とジョージアくんはつぶやいたけど、25ヶ国以上海外旅行をしていて初めての経験。

でも、みんながいてくれたおかげで、心にぽっかり空いた何かは、知らずと埋められていました。

manaぴょん

みんな、ありがとねー

イスタンブール

イスタンブールをおおまかに紹介

イスタンブールはトルコの首都、と言いたいところだけど、首都はアンカラ。

でも、イスタンブールは、ボスポラス海峡を挟んでヨーロッパ側アジア側にまたがるトルコの大都市です。

ヨーロッパ側は、歴史的中心地があり、観光地・ビジネス街の多くがここにあります。

アジア側は、ヨーロッパ側より落ち着いた住宅エリアが中心で、緑が多く、地元の人に人気。
英語が通じないお店も結構ありだけど、物価が比較的安めで、観光客も増えています。


ヨーロッパ側は、旧市街新市街に分かれています。

旧市街の特徴としては、
・歴史と宗教の中心地。
・かつての城壁都市コンスタンティノープルの範囲にほぼ一致。
・遺跡・モスク・宮殿・バザールなどが密集し、観光のメインエリア。
・路地が狭く、建物が古く、イスラム的・オリエンタルな雰囲気。


新市街の特徴としては、
・オスマン帝国後期〜19世紀に西欧文化の影響を強く受けて発展。
・石畳の坂道やヨーロッパ風の建築、近代的な商業施設が多い。
・現代の商業・文化・ナイトライフの中心。
・石畳の道と歴史的建物が調和した、落ち着いた街並み。

まさかの詐欺宿?

私達の旅は、シニアのゴージャス旅行では決してなく、ホテル代や食事代を極力抑えたミニマルな旅。
いつも、最低限の居心地と料金を照らし合わせて、決めています。

イスタンブールの宿は、Booking.comで予約した小さなホテルでした。
Booking.comに掲載されている写真を見る限りでは、清潔感もあり、部屋に洗濯機やキッチンもありました。
旧市街の中心地であるスルタンアフメット地区にあり、口コミもそこそこ悪くありませんでした。

午前中に着いてしまい、荷物を預けて近くをうろつくつもりでいました。
到着すると、あまりよくない光景が目の前に。
若い男の子が受付前のソファで寝ていたのです。
奥からオーナーらしき年配の男性が出て来て、寝ている男の子達を起こし奥に追いやりました。
年配の男性は満面の笑みで、お茶を出してくれて、もう少し待つように言いました。

manaぴょん

今から思うと、この時の笑顔がくせものだったよね


そこで、しばらく待つと、若い青年が現れて、コンピューターを使ってチェックイン処理。

少し早いけど、部屋にいれてくれるのだと喜んでいたのも束の間、通された部屋に入って驚きました。

全てが古く汚れた部屋、キッチンにはアリが沢山いて、期待していた洗濯機もありませんでした。

受付に行って写真と違うと説明するも、聞く耳持たずな感じで、言われ慣れている。
洗濯機なら1階の従業員用のものを使うことができる、とだけ。

しかたなく部屋に戻り、Booking.comのカスタマーサービスセンターに問い合わせるも、ホテルと連絡が付かないとのことで、らちがあかない。
よくよく調べて見ると、このホテルは、しょっちゅう名前を変えて、悪い口コミを消して繫いでいるホテルらしかった。
ここでキャンセルして他のホテルに行っても、キャンセル料は帰って来ないのは明らかなこと。

とりあえず、ベッドは眠ることができそうだったので、このまま我慢して予約の10日間を乗り切ろうと決めた夜、シャワーを浴びている由くんから悲鳴がっ😶

yoshiゾウ

ギャッ、ギャーーー割れたー!

シャワーのガラス扉が古すぎて、倒れて粉々に割れてしまったのでした。

これにはさすがにびっくりして、部屋を変えてくれないかとお願いしたものの、通された部屋はもっと酷い部屋だったので、今のままで我慢することに。

部屋の壁も非常に薄く、隣の部屋にいるらしいオーナーと奥さんのケンカを毎日聞かなければならなかったとさ。
めでたし、めでたし😤

名誉毀損で訴えられても困るので、今回は当時の名前や写真掲載もしませんが、このホテルは今でもクレームだらけらしいです。
その都度名前を変えるので、Booking.comも新しいホテルという認識にしかならないようですね。

しかし、なんとも切ないホテルのお話でした。

manaぴょん

見極めるの難しいけど、皆さんも気をつけてね~


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老自覚に欠ける二人は70代と60代。
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