自己紹介
私達夫婦(yoshiとmana)は、2024年、95%の物を処分して家を売りに出し、海外に出発しました。
それは突然思い立った訳ではなく、コロナ禍の前から抱いていた夢だったけれど、そんなこんなで、いろいろあり、持ち越しに・・・。
2023年、来年実行しよう!と決めて準備を開始。
でも、なぜかいつもの直前バタバタで、よく出発当日に飛行機に乗ることができたなと、今でも思います。
そして、大量にあった荷物を処分するのは、予想以上に大変なことでした。
yoshiゾウい、いつの間に、こんなに増えてしまったのか・・・
捨てられない物物物・・・。
誰かに使って貰えればと、メルカリに出品したり、寄付サイトや友人に譲ったり、様々な業者を探して送りまくりました。
行き場のなくなった物たちは、環境センターに毎日yoshiくんが運んでくれたけど、なかなかなくならない。
出発の直前まで徹夜しても終わらず、最終的には不用品回収業者に残り全てを委ねることに。
どうしても残したい5%だけを車にのせて、預け先の兄の家に向かいました。
そして車はその日中に引き取りディーラーのところへ。
今迄そばにいた、あの子もあの子もいなくなってしまった・・・
という喪失感は今でもあります。
でも、それと同時に、わかったことも。
物がなくても人は幸せに生きられる、てか・・・逆に、物に執着せずシンプルに生きられる!ということ。
物があると、知らないうちに縛られることが結構あるんですよね。



片づけなくっちゃ、使わなきゃ、直さなきゃ、作らなきゃ・・・
それからそれから・・・
常に脳裏にあったそのストレスが無くなり、とても体が軽くなった、何とも言えない心地よい感覚。
そして、思い切ったのには、他にも理由があります。
そう、私達は決して若くはない年齢。
でも・・・だからこそ、体の動くうちにやりたいことをやるのだ!年齢は関係ないっ!
という自論のもと決行。



72歳!それが何か?



62歳!まだまだ、これからだぜ。
なぜ海外に?旅行じゃなくて長期滞在?と、よく聞かれます。
答えはシンプルで、数泊の旅行ではわからない、異国の日常や自然を肌で感じてみたかったから。
そして外から日本を見てみたかったから。
一生に一度は、そんな生活がしてみたかったのです。
移住にはこだわらず、今のところは転々としながらの暮らしを楽しんでいます。
ミニマル・チル・ライフ


ミニマルとは
ミニマル(minimal)は、辞書で調べると、「最小限度の」「極小の」と出てきます。
考え方的には、「不要なものは排除して本質的なものだけを残すという価値観」や、「無駄を省いて最小限の物で心地よく暮らすスタイル」など。
よく使われる言葉として、ミニマリズム(最小限主義)、ミニマリスト(その実践者)などがあります。
ミニマリストになろうとしたわけではないけれど、結果的に身軽になる方法として行き着いた、このシンプルに生きる術は、思った以上に人を幸せにしてチルライフに導いてくれる方法でした。



チルライフって?
チルとは
チル(chill)には、「冷たさ」「寒い」「冷淡」「ぞっとする気持ち」「不快」などの意味があります。
chill out「心を落ち着かせる」から来ているスラングとして「リラックスする」「のんびりくつろぐ」「まったり過ごす」などがあり、日本でも新語大賞に選ばれた「チルい」など、最近ではよく使われています。
チル音楽は、テンポがゆっくりでリラックスできる音楽というジャンル。
結構、若い頃にパタパタと忙しく過ごしてきたので、今は、ゆっくり歩く、ゆっくり過ごす、がテーマの一つにもなっています。



ゆーっくり、ゆーっくり
ミニマル・チル・ライフ
せっかく長年持ち続けて来た物物物を処分することができたので、できればこれからも物に依存せず、精神的な満足感を得られるライフスタイルを送りたいと思っています。
人それぞれ心の満たされかたは千差万別だけど、一度まわりの物を整理して、スッキリするのは気持ちが良いことです。
是非、皆さんにもお勧めします。
新しく出来た空間には、別の豊かさを見つけることができるでしょう。
パタパタで出発した海外生活ですが、いまは心にゆとりが生まれた感じがしています。
そんな海外でのあれこれ話しを、これから少しづつ綴っていきたいと思います。



何かお役に立てることでもあれば嬉しいです。



ゾウぞ、よろしくお願いします。



